Nikon FM ブラック Nikkor 50mm f1.4

こちらはNikon FM、一眼レフカメラです。 自分にとって初めての一眼レフで、わたしにカメラを持つ喜び、写真を撮る楽しみを与えてくれたカメラでした。 何より写真を撮る瞬間のパシャ！というシャッター音はいつ聞いても心が躍ります。それにNikkor 50mm f1.4の明るいレンズがとても素晴らしくて、やわらかな光の表現とともにシネマティックな描写をしてれます。 使い方はとてもシンプルで、フィルムを装填し、シャッター近くのダイヤルでフィルム感度を設定してピントを合わせたら、ファインダー内に表示されている露出計を元に絞りやシャッタースピードを調整してからシャッターを押します。最後まで撮り終えたら、ボディ底面の小さなボタンを押してからフィルムを巻き上げて終わりです。 Nikon FMは1977年に発売された古いカメラでなので、経年にともなう自然な劣化や塗装のハゲなどありますが、わたしは基本モノを大切に丁寧に扱うタイプなので、ボディに打ちキズや撮影に支障を及ぼすダメージなどもなく、比較的きれいなほうかと思います。シャッターも全速切れました。が、やはり古いのでファインダーを覗くと黒い点が見えたり、レンズの中に細かいチリが入っていたりします。写真には写らないと思いますが、そのあたりのことをご了承の上ご購入いただけたらと思います。 レンズには購入当初からプロテクトフィルターを着けています。電池は入っておりません。 最近また古いフィルムカメラの良さが見直されて、若いひとにも愛用者が増えてきたようです。こちらは露出計以外は電池を必要としない機械式カメラなので、メンテナンス次第では半永久的に使えます。 昔ニコンユーザーだった方はもちろん、初めてフィルムカメラを使ってみたい方もこちらを試してみてはいかがでしょうか＊ ◇ Nikon FMの基本情報 Nikon FMは、1977年に発売された機械式カメラ。ネーミングの由来は、ニコンカメラの象徴である初代「Ｆ」から。「Ｍ」はMechanical＝機械式の組み合わせだと言われています。キャッチフレーズは「コンパクトニコン」。TTL露出計を内蔵しており、ファインダー内に組み込まれたLED表示によって適正露出を判断できる仕組み。ビューファインダーは明るくシャープな描写で、ピント合わせもスムーズに行えます。